2014年4月6日日曜日

Android Docomo版 Galaxy S4 に HWD14 を直結させてみました。

HWD14のWiFiを使わずにUSBで直結し通信



HWD14のWiFiを使わずにUSBで直結し通信するように設定しました。

Galaxy S4はrootを有効にしてあります。
usb_modeswitchはいれました。

 ターミナルアプリをいれて以下のコマンドで繋がりました。
# /system/xbin/usb_modeswitch -I -W -c /system/xbin/usb_modeswitch.conf
# sleep 3
# netcfg usb0 dhcp
# setprop net.dns1 192.168.100.1
 sleep 3はバッチで動かす場合の間です。

Speedtest

speedtestで違いを見ました。

WiFiでの測定

USBでの測定

ほとんど同じでした。
おおよそ25メガ前後です。
Androidの



2014年4月5日土曜日

Android OS に HWD14 を直結させてみました。


AndroidでHWD14を使ってみました。


スマホのAndroidはWiFIを使えばHWD14に繋ぐことができます。

WiFiを使わずに 
USB接続でHWD14をAndroid機に直結する
とどうなるのか試してみました。

実験に使ったのはODROID U3(手のひらコンピュータ)に乗っかってるAndroid4.1.2です。

ノートPCにみえますが液晶パネルとキーボードはLapdocです。
Motorora Lapdoc + odroid u3(Android 4.1.2) + HWD14
です。

アプリを入手し易いようにGoogle playが入れてあります。
rootは特に何もしなくてもroot権限になっています。

そうです、このテストはroot権限がないとできません。

android OS内部にアクセスするためのクライアント端末はOSX10.9.2にgoogleのadbコマンドをインストールして行いました。

クライアント端末ははWindowsなどでもできると思います。
Windowsでadbを使うにはODROIDのUSBドライバの改造が必要でした。
標準のドライバのinfファイルを書き換えてDeviceのIDを合わせるだけでした。

以下はテストの手順です。

1)とりあえずUSB端子にHWD14を繋いでみます。

$ adb shell lsusb

Bus 001 Device 008: ID 12d1:1f01
Bus 001 Device 008: ID 12d1:1f01がHWD14です。

    このままだとCD-ROM状態なのでモデムモードに切り替えます。
    usb_modeswitchをインストールします。

2)usb_modeswitchのバイナリを入手します。

    usb_modeswitch-1.1.9-arm-static.bz2でググると探し出せると思います。
    usb_modeswitch-1.1.9-arm-static.bz2を解凍しusb_modeswitch-1.1.9-arm-staticを取り出します。

3)ディレクトリ/systemを書き込めるようにします。

 $ adb remount

4)usb_modeswitch-1.1.9-arm-staticをAndroid側に転送します。

 $ adb push usb_modeswitch-1.1.9-arm-static /system/xbin/usb_modeswitch

5)Macでファイルusb_modeswitch.confを作成します。

$ vi usb_modeswitch.conf

DefaultVendor= 0x12d1
DefaultProduct=0x1f01
TargetVendor=  0x12d1
TargetProduct= 0x14db
MessageContent="55534243123456780000000000000a11062000000000000100000000000000"
NeedResponse=1

6)usb_modeswitch.confをAndroid側に転送します。

 $ adb push usb_modeswitch.conf /system/xbin/usb_modeswitch.conf

7)アクセス権を指定し実行テストします。

$ adb shell chmod  777 /system/xbin/usb_modeswitch
$ adb shell chmod 777 /system/xbin/usb_modeswitch.conf
$ adb /system/xbin/usb_modeswitch -I -W -c /system/xbin/usb_modeswitch.conf

8)Androidを再起動します。

    $ adb reboot

9)モデムモードに切り替わっているかどうかを確認します。

    $ adb shell lsusb

    Bus 001 Device 008: ID 12d1:14db

    lsusb12d1:14dbがあれば成功です。

10)netcfgでネットデバイスの状態を確認します。

$ adb shell netcfg
...
 usb0     DOWN                             0.0.0.0/0

11)HWD14との接続がDOWNしていますのでUPにします。

$ adb shell netcfg usb0 dhcp

12)eth0がUPされている場合はDOWNにします。

$ adb shell netcfg eth0 down
$ adb shell netcfg
usb0     UP                             192.168.100.100/24
eth0     DOWN                                   0.0.0.0/0  
    usb0に192.168.100.xxxが割当られれば成功です。

13)Androidの設定アプリを起動します。


14)左側からEthernet configurationをタップします。

15)右側からEthernet configurationをタップします。

16)Ethernet deviceをタップします。

17)一覧からusb0を選択します。

18)ping 8.8.8.8でWANに繋がるかどうかを確認します。

$ adb shell ping 8.8.8.8

19)ping www.google.comでWANに繋がるかどうかを確認します。

$ adb shell ping www.google.com
ping: unknown host www.google.com
    というエラーがでました。 DNSが認識できていないようです。

19)DNSを設定します

$ adb shell setprop net.dns1 192.168.100.1

20)Androidの標準ブラウザでwww.google.comなどに繋いでみます。

21)Android OS + HWD14 のスピードテストの結果

DOWNが7.8Mbps UP1.9Mbps
でした。
PCで繋いだときの5分の1しか速度がでませんでした。
原因は調査中です。
 とりあえずここまでです。

andorid OSでHWD14が使えることがわかりました。
実機のrootが取れてるスマホで試してみたいです。


2014年3月30日日曜日

ODROID TOWER 完成!ODROIDを3つ使ってLINUX御殿を作りました。



6階建てです。

6階)セルフパワーUSBハブ(400円のジャンク品)
5階)セルフパワーUSBハブ(400円のジャンク品)
4階)通信用ルータなど(ubuntu)
3階)実験用(Android)
2階)実験用(ubuntu)
1階)I/O制御の実験基板(LEDチカチカなどができます。)

これ以外に電源で5Vの電源を10A分必要です。

LINUXは頻繁にrebootする必要があるから
最低でも同じ構成で2台用意しておくと時間短縮になるでしょう。

ODROIDはディスクがmicro sdですのでOSの入れ替えが極めて楽です。
何種類ものOSを入れかえて試せます。

Androidもネィティブで動作するのでダウンロードしたアプリがそのまま動きます。
Androidの実験にスマホを使うと文鎮化する危険があると思います。
下手すると数万円飛びます。
ODROIDならrootでガチャガチャしまくって修復ができなくなっても全然平気です。
ODROIDを使えば文鎮化したとしてもdiskになるmicro sdを作り直せば復活します。

家庭用のサーバーなんかにも使えると思います。

2014年3月28日金曜日

HWD14 をODROIDで有線化しよう。

 

HWD14にはWM3800Rみたいなクレードルがありません。

なければ作ってしまおうということです。


ODRIOD->USBハブ->HWD14で繋いでいます。
ODRIODの有線LANのコネクタにMacや市販のルータなどを繋ぎます。

まずHWD14 をそのままODROIDのUSBに繋いでみます。
すると以下のようになりました。

odroid@odroid:~$ lsusb
Bus 001 Device 007: ID 12d1:1f01 Huawei Technologies Co., Ltd.
...
Bus 001 Device 003: ID 0424:3503 Standard Microsystems Corp.
Bus 001 Device 002: ID 0424:9730 Standard Microsystems Corp.
Bus 001 Device 001: ID 1d6b:0002 Linux Foundation 2.0 root hub
Bus 002 Device 001: ID 1d6b:0001 Linux Foundation 1.1 root hub

上記の12d1:1f01 Huawei Technologies Co., Ltd.
というのがHWD14です。

がしかしODROIDはHWD14をCDROMとして認識ています。
1f01はCDROMとして認識している場合にこうなりました。

このままではWiMAXのルータとしては使えません。
そこでusb-modeswitchの機能を使います。
 

/etc/usb_modeswitch.conf
上記のファイルのの最後に以下の内容を書きくわえました。


DefaultVendor= 0x12d1
DefaultProduct=0x1f01
TargetVendor=  0x12d1
TargetProduct= 0x14db
MessageContent=“55534243123456780000000000000a11062000000000000100000000000000”

viを使ってファイルの最後に上記の5行を追加します。
sudo vi /etc/usb_modeswitch.conf

書き加えた後一旦HWD14のUSBケーブルを抜きます。
再度ODROIDのUSBに繋ぎます。


odroid@odroid:~$ lsusb
Bus 001 Device 009: ID 12d1:14db Huawei Technologies Co., Ltd.

Bus 001 Device 003: ID 0424:3503 Standard Microsystems Corp.
Bus 001 Device 002: ID 0424:9730 Standard Microsystems Corp.
Bus 001 Device 001: ID 1d6b:0002 Linux Foundation 2.0 root hub
Bus 002 Device 001: ID 1d6b:0001 Linux Foundation 1.1 root hub

上記のように1f0114dbに変われば成功です。

次にNet Managerをいじります。
面倒なのでGUIを使います。


1)Settings Managerを開きます。 
2)Network Connectionsを開きます。
    Wired Connection 1はeth0です。
    Wired Connection 2はusb0です。


3)Wired Connection 1のIPをDHCPではなくShared to other computerにします。

4)saveします。
5)ここでMacをこのODROIDのEtherコネクタに繋ぐとMac側のIPに10.42.xxx.xxxとかがふられます。

 ODROIDの設定は以上です。




次にどれくらい速度差がでるのかやってみました。


今回の有線化ODROIDでテスト

http://www.speedtest.net/result/3399854645.png

ODROIDを使わずにWiFiでHWD14に接続した場合
http://www.speedtest.net/result/3399859288.png

ODROIDを使わずにUSBでHWD14に接続した場合
http://www.speedtest.net/result/3399863600.png

やはりWiFiは遅めです。
ODROIDのUPLOADが遅いのはまだ調整不足かもしれません。
ブリッジにすれば変化するかもしれません。
1台のマックで使う場合はUSBで直結するのが最も効果的であると思われます。
このシステムの最大の利点はやはりHWD14が有線LANをもてることです。
HWD14の不安定なWiFiから解放されますし有線LANに更に別なルーターを繋ぐこともできるようになると思います。

ODROIDは小型のLINUX PCです。
CPUパワーもそこそこありRaspberry Piよりも高性能で価格も低価格です。
GUIもそれほど重くなく使えます。

ODROIDの最大のメリットは低消費電力であるということです。
5V2AのACアダプタで動作します。
サーバーやルータ用途に向いていると思いました。

2014年3月25日火曜日

WM3800R と HWD14 のスピードテスト in 東京中央区

WM3800R と HWD14 のスピードテスト in 東京都中央区日本橋

ノーマルWiMAX同士での直接対決です。

最初にHWD14で ノーマルのWiMAXテストしました。

DOWNLOADで8.8Mbpsでています。


HWD14をUSBでPCに接続したときです。

次にWM3800RでWiMAXテストしました。

DOWNLOADで4.11Mbpsでています。


WM3800Rをクレードル有線LANで接続したときです。


ファームをアップデートしたあとのHWD14は圧勝でした。
ついにHWD14完全勝利です。

ping値もHWD14の方が有利です。
UPLOADもHWD14の方が速いです。
2台とも同じノーマルのWiMAXですが端末の差で速度に差が出ました。

更にHWD14にはダメだしのWiMAX2+とLTEがあります。

HWD14の最大の弱点はWiFiの性能が悪く近距離でしか使えないことです。
これ以外は満足できるレベルに達してると思います。

2014年3月15日土曜日

HWD14用イーサーコンバータ作成しました。 ODROID U3 Ubuntu Linux

HWD14用イーサーコンバータ作成しました。


使用した機材はODROID-U3 (Xubuntu)です。これをルータとして使用しています。

eth0 有線LAN側
usb0 HWD14側

追加ソフトにusb-modeswitchを入れています。
dhcpdとマスカレードで基本的なルータの機能になります。

有線LAN側に1300Mbps最新無線ルータを繋ぐと家中に電波が届くようにできます。


ODROID-U3は4coreの小型LINUX PCです。
基板は小さいですがタブレットPC並みの性能があります。

ODROID-U3 Community Edition

購入する場合一緒に電源ゲーブルを買っておいた方がいいです。
DCコネクタは2.5mm/0.8mmでした。

これ以外にDiskとしてeMMCかMicroSDカードが必要です。
eMMCの方が圧倒的に速度がでるのでこっちの方がいいと思いました。
eMMCを使う場合にまともに動作するUSBカードリーダーが必要になりました。電源不足などで認識ができないタイプがあるみたいです。

ODROID-U3は$59でした。

 送料は+$30かかりました。

2014年3月1日土曜日

HWD14 に外部アンテナを付けられるかどうかの調査

HWD14 に外部アンテナを付けられるかどうかの調査です。

HWD14本体を分解するとわかるのですが

基板上にprobeコネクタらしきものが8ヶ所存在します。


8ヶ所というのはおそらく
WiFi用に2つ
WiMAX用に2つ
WiMAX2+用に2つ
LTE用に2つ
で計8つなのでしょう。
分解してみた感じではアンテナはそれぞれ独立して4x2存在するみたいです。

更にこういう奴を付けるとおそらく機能する予感がします。
http://www.aliexpress.com/store/product/New-THE-LATEST-3G-mobile-phone-antenna-General-signal-enhance-antenna-LTE-connector-Free-shipping/210862_642188941.html

こんなものを付けたままじゃモバイルにはならないのでやりませんが
実験してみると何か変化があるかもしれません。

MS156 connector

でググると色々とでてくると思います。