2014年8月9日土曜日

iHWD14 version 1.5

iHWD14 version 1.5
 iPhoneアプリiHWD14 version 1.5リリースしました。
変更箇所は以下の通りです。
  • HWD15に対応させました。
  • バッテリのアイコンのバーの長さを変更しました。
  • HWD15のバッテリ数値は100%,70%,50%,20%,5%となります。
  • LTEとWIMAX2+の通信量がそれぞれわかるようにしました。 

2014年8月7日木曜日

HWD15 vs HWD14 スピードテスト

HWD15 vs HWD14 スピードテスト

  • HWD14 USB接続 25.75Mb/s 5.51Mb/s 95ms
  • HWD14 WiFi接続 10.69Mb/s 4.00Mb/s 100ms
  • HWD15 LAN接続 24.75Mb/s 6.13Mb/s 95ms
  • HWD15 USB接続 23.28Mb/s 7.06Mb/s 95ms
  • HWD15 WiFi接続 16.75Mb/s 7.24Mb/s 99ms

テストサーバーはロシアのウラジオストクです。
ルータを室内の中央においてテストしています。

このテストでHWD15のWiFi接続時の性能がアップしていることがわかりました。
HWD15のupload側の性能もかなりよくなっています。
気のせいかもしれませんがdownload側の帯域の一部をupload側に降ってるようにもみえます。

総合得点で
HWD15 USB > HWD15 LAN > HWD14 USB >> HWD15 WiFi >> HWD14 WiFi
となりました。

HWD15になってからWX2+からWXに落ちる回数が減った気がします。
WX2+圏外からWX2+のエリアに戻ると自動でWX2+に復帰するようになりました。
すばらしいです。

2014年7月31日木曜日

HWD15 でました!

HWD15 がリリースされました。



 HWD14との差は以下の通りだと思われます。
  • アンテナの感度アップ(内部アンテナがちょっと大きいらしいです。)
  • WiFiの出力アップ(高出力モードあり)
  • WiMAXのハイパワー対応
  • クレードルの有無(LAN端子からPCへ接続できます。)
  • 電池の持ち時間アップ(受け売りだと1割?くらいかな。)
  • 横向きに対応。(クレードルに刺すと勝手に横になります。)
アプリのiHWD14を対応させてフィールドテストしています。
近日公開予定です。
iHWD14そのままバージョンアップ版でHWD14と共有にする予定です。

クレードルに「本体を水平に抜き差ししてください」というシールが貼ってありました。
本体をクレードルに刺しにくく無理して斜めに入れると破損しそうです。
ちなみにクレードルにHWD14もさせましたが充電しかできませんでした。

HWD14で使用していたSIMをこれに刺して使えます。
つまりロックは全くかかってないのです。
WiMAX、LTE、WiMAX2+、公衆無線LAN全部そのままつかえます。

2014年4月30日水曜日

Nexus5にGigabitのUSB Ether Adaptorを繋いでみました。


Nexus5にGigabitのUSB Ether Adaptorを繋いでみました。



白いのは100Mbpsのアダプタで今回使ったのは下の黒い方です。
USB2.0で1Gbpsに対応されています。(USB2.0の上限あり?)
赤いケーブルはホストケーブルです。

GigabitのUSB Ether AdaptorをNexus5にホストケーブルで直結しテストしました。

左:Gigabit Adaptor
中:WiFiで接続
右:100MbpsAdaptor

Nexus5はWiFiで通信するよりもGigabitの有線の方が約1.5倍早くなっています。
100Mbpsのアダプタでは77Mbpsで限界がきています。

GigabitのAdaptorでかなり早くなりました。
Gigabit LAN Adaptorは18ドル位で購入できると思います。
有線化大成功です。

2014年4月26日土曜日

aterm WM3800R 用のiPhoneアプリ iWM3800R を作成しました。 WiMAXの状態がみれます。





 
WM3800Rのモニタをするためのアプリです。
接続ログを見れるようにしました。

Bluetoothからの復帰はプライベイトAPIなのでできませんでした。
Bluetoothで待機する休止はできます。

無料アプリです。
ダウンロードはここ

2014年4月14日月曜日

Anker 40W 5ポート USB 急速充電器 最高です。POWER IQ 最強。

ANKER旧型 2.03A


左: Owltech OWL-ACUS4 4ポート 5V5.1A
中: ANKER 旧型 5ポート 5V5A
右: ANKER 新型 5ポート 5V8A

比較してみました。

iPhone5の充電時の電流を計りました。
iPhone5の残量は10%未満です。

Owltech 0.94A
ANKER旧型 0.92A
ANKER新型 0.97A

ANKER新型圧勝です。

iPad Airの充電時の電流も計りました。
iPad Airの残量は2%です。
Owltech(2.1A端子) 2.04A
Owltech(1A端子) 0.94A
ANKER旧型(iPad端子) 2.03A
ANKER旧型(Samsun端子) 0.46A
ANKER旧型(iPhone端子)0.94A
ANKER旧型(Android端子)0.94A
ANKER新型 2.34A
ANKER新型圧勝です。
最強充電器です。

数百円の差しかないのです買うなら新型の方がいいと思います。

ANKER旧型は端子を間違えると大幅に充電時間をロスします。
ANKER新型は自動でガジェットを識別する機能があるらしいです。
POWER IQというらしいです。
iPhoneが繋がれているかAndroidが繋がれているかを自動判別し適切な電流コントロールをするみたいです。
ANKER旧型はUSBケーブルをさす場所が決まっていました。
ANKER新型は端子部にラベルが書かれておらずどこに刺しても同じ!になるように回路が組まれているみたいです。

Owltechの2.1Aの端子にiPhoneを繋いでも1Aまでしか電流が流れませんでした。
iPhone側で電流の最大値が決められているようです。





これだけの充電器があれば14台同時充電もできます。
スマホ以外にUSB機器の5V安定化電源にも使えます。
ガジェット充電ステーションの電源に最適です。
この充電器なしではあり得ないくらい重宝しています。

2014年4月9日水曜日

Google Nexus5 で 有線LANアダプタ対応してみました。 (修正2)




Nexus 5 はUSB LANアダプターを付けてもそのままでは有線LANを使うことができませんでした。
設定画面らしきものがでてきません。

lsusbとすると
0b95:772aが現われています。
netcfgでみるとeth0が増えています。
ドライバーはあるようです。 
ステータスはDOWNの状態ですがUPにすれば使えそうです。

root化によって設定を変えることで有線LAN 対応してみました。

コマンドは以下のようにしました。
ターミナルで打ち込んでいくと繋がるようになりました。
#/system/bin/sh
netcfg eth0 up
sleep 3
netcfg eth0 dhcp
sleep 1
setprop net.dns1 192.168.2.1
setprop net.dns2 192.168.2.1
setprop dhcp.eth0.dns1 192.168.2.1
setprop dhcp.eth0.dns2 192.168.2.1
setprop dhcp.eth0.gateway 192.168.2.1
route add default gw 192.168.2.1 dev eth0
sleep 3がないとdhcpで固まる場合がある為いれています。
有線routerのアドレスは192.168.2.1になっています。
USBのLANアダプターは秋葉原などで980円程度で売ってるものです。
USBケーブルは電源補強付きのホストケーブルです。

この設定でもDNSがどうもうまく動いていないような気がしています。
youtubeのアプリの下半分のコメント部分の表示がおかしいしです。
サイトにアクセスできないようなエラーがでます。
さらにGooglePlayからアプリをダウンロードするときプログレスバーが固まります。

現在は以下のように変更しました。
#!/system/bin/sh
echo netcfg eth0 up
netcfg eth0 up
sleep 3
echo netcfg eth0 dhcp
netcfg eth0 dhcp
sleep 1
echo setprop net.dns1 8.8.8.8
setprop net.dns1 8.8.8.8
echo setprop net.dns2 8.8.4.4
setprop net.dns2 8.8.4.4
echo setprop dhcp.eth0.gateway 192.168.2.1
setprop dhcp.eth0.gateway 192.168.2.1
echo ip route del default via 192.168.100.1
ip route del default via 192.168.100.1
echo ip route del default via 192.168.2.1
ip route del default via 192.168.2.1
echo ip route add default via 192.168.2.1
ip route add default via 192.168.2.1
route add default gw 192.168.2.1 dev eth0
echo ok
WiFi側192.168.100.xxxはそのまま機能させてdefault gatewayをかえました。
echoをいれてあるのはどこまで動いているかを確認するためのデバッグ用です。
WiFi側が使えるようになっていないとGooglePlayからアプリが落とせないようです。 
WiFi側をoffにしたときはブラウザだけはまともに使えます。
GooglePlayやYoutubeは何かを見て通信を行っている気配がします!(情報抜き?)

ip route del default via 192.168.100.1
でwifi側のデフォルトgatewayを消しています。(wlan0はそのままUP)
デフォルトgatewayが2つあるとまずいことになります。

DNSは8.8.8.8を使いました。
セグメント毎にDNSを書き直さずにすみます。

Speedtestではおおよそ有線LAN接続で75Mbpsくらい出ています。
無線の150Mbpsだと110Mbps出ています。
かなりスピードが落ちます。
速度が落ちる原因は100BastTにあると思います。
これの上限で頭打ちになっていると思われます。

アキバのaitendoにFast Ether Adaptorが500円くらいで売ってました。
前に買ったのは加熱して溶ける不具合がでてましたがこれもそうなのかもしれません。

USB EthernetアダプタとNexus5の間にセルフパワーのUSBハブをいれるとNexus5の電池の持ちがよくなり安定しました。

Google Nexus5 に HWD14 (WiMAX2+ router)を直結してみました。



HWD14 → USBハブ Nexus5

root化しusb_modeswitchをnexus5にインストールしました。

Nexus5 root化ツール↓
CF-Auto-Root-hammerhead-hammerhead-nexus5.zip

設定コマンドは以下の通りです。(root必須)
毎回入力するのが大変ですのでショートカットにしております。
hotplugにすることもできると思います。
#!/system/bin/sh
/system/xbin/usb_modeswitch -I -W -c /system/xbin/usb_modeswitch.conf
sleep 3
netcfg usb0 dhcp
setprop net.dns1 192.168.100.1
setprop net.dns2 192.168.100.1
setprop dhcp.usb0.dns1 192.168.100.1
setprop dhcp.usb0.dns2 192.168.100.1
setprop dhcp.usb0.gateway 192.168.100.1
DNSの調子が悪かったので念のためたくさん書いております。
speedtestは 32.17Mbps でした。
wifiのときで26Mbpsくらいでした。速度的によくなっていると思います。

このmicro USBハブには他にもUSB機器を追加することができますが電力が持たないと思います。
この構成の状態で放置すると1時間くらいしか電池が持ちません。
HWD14が電気を遠慮なくNexus5から吸い取ってしまいます。
Nexus5がルータとハブの電力供給を行っていると思います。
(HWD14の充電マークで確認)
別途なんらかの充電器が必要です。


ちなみにこのNexus5は国内版ではありません。
例のD820の方です。

2014年4月6日日曜日

Android Docomo版 Galaxy S4 に HWD14 を直結させてみました。

HWD14のWiFiを使わずにUSBで直結し通信



HWD14のWiFiを使わずにUSBで直結し通信するように設定しました。

Galaxy S4はrootを有効にしてあります。
usb_modeswitchはいれました。

 ターミナルアプリをいれて以下のコマンドで繋がりました。
# /system/xbin/usb_modeswitch -I -W -c /system/xbin/usb_modeswitch.conf
# sleep 3
# netcfg usb0 dhcp
# setprop net.dns1 192.168.100.1
 sleep 3はバッチで動かす場合の間です。

Speedtest

speedtestで違いを見ました。

WiFiでの測定

USBでの測定

ほとんど同じでした。
おおよそ25メガ前後です。
Androidの



2014年4月5日土曜日

Android OS に HWD14 を直結させてみました。


AndroidでHWD14を使ってみました。


スマホのAndroidはWiFIを使えばHWD14に繋ぐことができます。

WiFiを使わずに 
USB接続でHWD14をAndroid機に直結する
とどうなるのか試してみました。

実験に使ったのはODROID U3(手のひらコンピュータ)に乗っかってるAndroid4.1.2です。

ノートPCにみえますが液晶パネルとキーボードはLapdocです。
Motorora Lapdoc + odroid u3(Android 4.1.2) + HWD14
です。

アプリを入手し易いようにGoogle playが入れてあります。
rootは特に何もしなくてもroot権限になっています。

そうです、このテストはroot権限がないとできません。

android OS内部にアクセスするためのクライアント端末はOSX10.9.2にgoogleのadbコマンドをインストールして行いました。

クライアント端末ははWindowsなどでもできると思います。
Windowsでadbを使うにはODROIDのUSBドライバの改造が必要でした。
標準のドライバのinfファイルを書き換えてDeviceのIDを合わせるだけでした。

以下はテストの手順です。

1)とりあえずUSB端子にHWD14を繋いでみます。

$ adb shell lsusb

Bus 001 Device 008: ID 12d1:1f01
Bus 001 Device 008: ID 12d1:1f01がHWD14です。

    このままだとCD-ROM状態なのでモデムモードに切り替えます。
    usb_modeswitchをインストールします。

2)usb_modeswitchのバイナリを入手します。

    usb_modeswitch-1.1.9-arm-static.bz2でググると探し出せると思います。
    usb_modeswitch-1.1.9-arm-static.bz2を解凍しusb_modeswitch-1.1.9-arm-staticを取り出します。

3)ディレクトリ/systemを書き込めるようにします。

 $ adb remount

4)usb_modeswitch-1.1.9-arm-staticをAndroid側に転送します。

 $ adb push usb_modeswitch-1.1.9-arm-static /system/xbin/usb_modeswitch

5)Macでファイルusb_modeswitch.confを作成します。

$ vi usb_modeswitch.conf

DefaultVendor= 0x12d1
DefaultProduct=0x1f01
TargetVendor=  0x12d1
TargetProduct= 0x14db
MessageContent="55534243123456780000000000000a11062000000000000100000000000000"
NeedResponse=1

6)usb_modeswitch.confをAndroid側に転送します。

 $ adb push usb_modeswitch.conf /system/xbin/usb_modeswitch.conf

7)アクセス権を指定し実行テストします。

$ adb shell chmod  777 /system/xbin/usb_modeswitch
$ adb shell chmod 777 /system/xbin/usb_modeswitch.conf
$ adb /system/xbin/usb_modeswitch -I -W -c /system/xbin/usb_modeswitch.conf

8)Androidを再起動します。

    $ adb reboot

9)モデムモードに切り替わっているかどうかを確認します。

    $ adb shell lsusb

    Bus 001 Device 008: ID 12d1:14db

    lsusb12d1:14dbがあれば成功です。

10)netcfgでネットデバイスの状態を確認します。

$ adb shell netcfg
...
 usb0     DOWN                             0.0.0.0/0

11)HWD14との接続がDOWNしていますのでUPにします。

$ adb shell netcfg usb0 dhcp

12)eth0がUPされている場合はDOWNにします。

$ adb shell netcfg eth0 down
$ adb shell netcfg
usb0     UP                             192.168.100.100/24
eth0     DOWN                                   0.0.0.0/0  
    usb0に192.168.100.xxxが割当られれば成功です。

13)Androidの設定アプリを起動します。


14)左側からEthernet configurationをタップします。

15)右側からEthernet configurationをタップします。

16)Ethernet deviceをタップします。

17)一覧からusb0を選択します。

18)ping 8.8.8.8でWANに繋がるかどうかを確認します。

$ adb shell ping 8.8.8.8

19)ping www.google.comでWANに繋がるかどうかを確認します。

$ adb shell ping www.google.com
ping: unknown host www.google.com
    というエラーがでました。 DNSが認識できていないようです。

19)DNSを設定します

$ adb shell setprop net.dns1 192.168.100.1

20)Androidの標準ブラウザでwww.google.comなどに繋いでみます。

21)Android OS + HWD14 のスピードテストの結果

DOWNが7.8Mbps UP1.9Mbps
でした。
PCで繋いだときの5分の1しか速度がでませんでした。
原因は調査中です。
 とりあえずここまでです。

andorid OSでHWD14が使えることがわかりました。
実機のrootが取れてるスマホで試してみたいです。


2014年3月30日日曜日

ODROID TOWER 完成!ODROIDを3つ使ってLINUX御殿を作りました。



6階建てです。

6階)セルフパワーUSBハブ(400円のジャンク品)
5階)セルフパワーUSBハブ(400円のジャンク品)
4階)通信用ルータなど(ubuntu)
3階)実験用(Android)
2階)実験用(ubuntu)
1階)I/O制御の実験基板(LEDチカチカなどができます。)

これ以外に電源で5Vの電源を10A分必要です。

LINUXは頻繁にrebootする必要があるから
最低でも同じ構成で2台用意しておくと時間短縮になるでしょう。

ODROIDはディスクがmicro sdですのでOSの入れ替えが極めて楽です。
何種類ものOSを入れかえて試せます。

Androidもネィティブで動作するのでダウンロードしたアプリがそのまま動きます。
Androidの実験にスマホを使うと文鎮化する危険があると思います。
下手すると数万円飛びます。
ODROIDならrootでガチャガチャしまくって修復ができなくなっても全然平気です。
ODROIDを使えば文鎮化したとしてもdiskになるmicro sdを作り直せば復活します。

家庭用のサーバーなんかにも使えると思います。

2014年3月28日金曜日

HWD14 をODROIDで有線化しよう。

 

HWD14にはWM3800Rみたいなクレードルがありません。

なければ作ってしまおうということです。


ODRIOD->USBハブ->HWD14で繋いでいます。
ODRIODの有線LANのコネクタにMacや市販のルータなどを繋ぎます。

まずHWD14 をそのままODROIDのUSBに繋いでみます。
すると以下のようになりました。

odroid@odroid:~$ lsusb
Bus 001 Device 007: ID 12d1:1f01 Huawei Technologies Co., Ltd.
...
Bus 001 Device 003: ID 0424:3503 Standard Microsystems Corp.
Bus 001 Device 002: ID 0424:9730 Standard Microsystems Corp.
Bus 001 Device 001: ID 1d6b:0002 Linux Foundation 2.0 root hub
Bus 002 Device 001: ID 1d6b:0001 Linux Foundation 1.1 root hub

上記の12d1:1f01 Huawei Technologies Co., Ltd.
というのがHWD14です。

がしかしODROIDはHWD14をCDROMとして認識ています。
1f01はCDROMとして認識している場合にこうなりました。

このままではWiMAXのルータとしては使えません。
そこでusb-modeswitchの機能を使います。
 

/etc/usb_modeswitch.conf
上記のファイルのの最後に以下の内容を書きくわえました。


DefaultVendor= 0x12d1
DefaultProduct=0x1f01
TargetVendor=  0x12d1
TargetProduct= 0x14db
MessageContent=“55534243123456780000000000000a11062000000000000100000000000000”

viを使ってファイルの最後に上記の5行を追加します。
sudo vi /etc/usb_modeswitch.conf

書き加えた後一旦HWD14のUSBケーブルを抜きます。
再度ODROIDのUSBに繋ぎます。


odroid@odroid:~$ lsusb
Bus 001 Device 009: ID 12d1:14db Huawei Technologies Co., Ltd.

Bus 001 Device 003: ID 0424:3503 Standard Microsystems Corp.
Bus 001 Device 002: ID 0424:9730 Standard Microsystems Corp.
Bus 001 Device 001: ID 1d6b:0002 Linux Foundation 2.0 root hub
Bus 002 Device 001: ID 1d6b:0001 Linux Foundation 1.1 root hub

上記のように1f0114dbに変われば成功です。

次にNet Managerをいじります。
面倒なのでGUIを使います。


1)Settings Managerを開きます。 
2)Network Connectionsを開きます。
    Wired Connection 1はeth0です。
    Wired Connection 2はusb0です。


3)Wired Connection 1のIPをDHCPではなくShared to other computerにします。

4)saveします。
5)ここでMacをこのODROIDのEtherコネクタに繋ぐとMac側のIPに10.42.xxx.xxxとかがふられます。

 ODROIDの設定は以上です。




次にどれくらい速度差がでるのかやってみました。


今回の有線化ODROIDでテスト

http://www.speedtest.net/result/3399854645.png

ODROIDを使わずにWiFiでHWD14に接続した場合
http://www.speedtest.net/result/3399859288.png

ODROIDを使わずにUSBでHWD14に接続した場合
http://www.speedtest.net/result/3399863600.png

やはりWiFiは遅めです。
ODROIDのUPLOADが遅いのはまだ調整不足かもしれません。
ブリッジにすれば変化するかもしれません。
1台のマックで使う場合はUSBで直結するのが最も効果的であると思われます。
このシステムの最大の利点はやはりHWD14が有線LANをもてることです。
HWD14の不安定なWiFiから解放されますし有線LANに更に別なルーターを繋ぐこともできるようになると思います。

ODROIDは小型のLINUX PCです。
CPUパワーもそこそこありRaspberry Piよりも高性能で価格も低価格です。
GUIもそれほど重くなく使えます。

ODROIDの最大のメリットは低消費電力であるということです。
5V2AのACアダプタで動作します。
サーバーやルータ用途に向いていると思いました。

2014年3月25日火曜日

WM3800R と HWD14 のスピードテスト in 東京中央区

WM3800R と HWD14 のスピードテスト in 東京都中央区日本橋

ノーマルWiMAX同士での直接対決です。

最初にHWD14で ノーマルのWiMAXテストしました。

DOWNLOADで8.8Mbpsでています。


HWD14をUSBでPCに接続したときです。

次にWM3800RでWiMAXテストしました。

DOWNLOADで4.11Mbpsでています。


WM3800Rをクレードル有線LANで接続したときです。


ファームをアップデートしたあとのHWD14は圧勝でした。
ついにHWD14完全勝利です。

ping値もHWD14の方が有利です。
UPLOADもHWD14の方が速いです。
2台とも同じノーマルのWiMAXですが端末の差で速度に差が出ました。

更にHWD14にはダメだしのWiMAX2+とLTEがあります。

HWD14の最大の弱点はWiFiの性能が悪く近距離でしか使えないことです。
これ以外は満足できるレベルに達してると思います。

2014年3月15日土曜日

HWD14用イーサーコンバータ作成しました。 ODROID U3 Ubuntu Linux

HWD14用イーサーコンバータ作成しました。


使用した機材はODROID-U3 (Xubuntu)です。これをルータとして使用しています。

eth0 有線LAN側
usb0 HWD14側

追加ソフトにusb-modeswitchを入れています。
dhcpdとマスカレードで基本的なルータの機能になります。

有線LAN側に1300Mbps最新無線ルータを繋ぐと家中に電波が届くようにできます。


ODROID-U3は4coreの小型LINUX PCです。
基板は小さいですがタブレットPC並みの性能があります。

ODROID-U3 Community Edition

購入する場合一緒に電源ゲーブルを買っておいた方がいいです。
DCコネクタは2.5mm/0.8mmでした。

これ以外にDiskとしてeMMCかMicroSDカードが必要です。
eMMCの方が圧倒的に速度がでるのでこっちの方がいいと思いました。
eMMCを使う場合にまともに動作するUSBカードリーダーが必要になりました。電源不足などで認識ができないタイプがあるみたいです。

ODROID-U3は$59でした。

 送料は+$30かかりました。

2014年3月1日土曜日

HWD14 に外部アンテナを付けられるかどうかの調査

HWD14 に外部アンテナを付けられるかどうかの調査です。

HWD14本体を分解するとわかるのですが

基板上にprobeコネクタらしきものが8ヶ所存在します。


8ヶ所というのはおそらく
WiFi用に2つ
WiMAX用に2つ
WiMAX2+用に2つ
LTE用に2つ
で計8つなのでしょう。
分解してみた感じではアンテナはそれぞれ独立して4x2存在するみたいです。

更にこういう奴を付けるとおそらく機能する予感がします。
http://www.aliexpress.com/store/product/New-THE-LATEST-3G-mobile-phone-antenna-General-signal-enhance-antenna-LTE-connector-Free-shipping/210862_642188941.html

こんなものを付けたままじゃモバイルにはならないのでやりませんが
実験してみると何か変化があるかもしれません。

MS156 connector

でググると色々とでてくると思います。

2014年2月28日金曜日

Raspberry pi に Lapdoc

Raspberry pi に Lapdocを繋いでLaptop化しました。


Lapdocとはモトローラ社が出しているスマホ用のドックです。
液晶モニターとキーボードとタッチホイールがセットになっています。
増設用のUSBポートも2つあります。
バッテリも装備されています。
奥の2つのコネクタがmicroUSB端子とHDMI端子になっています。



モトローラのスマホ用なのですがケーブルを用意すればRaspberry piでも使用することができました。

用意するケーブルは以下の通りです。
1)microUSBメス <-> microUSBオス(microUSB延長ケーブル1m)
2)microUSBメス <-> USBオス(変換コネクタ)
3)microHDMIメス <-> microHDMIメス(microHDMI延長用コネクタ)
4)microHDMIオス <-> HDMIオス(microHDMIケーブル1m)

この組み合わせで完璧です。コネクタ同士がぶつからないでさせました。
ドック側のコネクタの間隔がせまいのでケーブルのコネクタが大きいタイプですとぶつかって刺さりません。HDMIケーブルは相性があるみたいです。
画面に何も映らない場合はケーブルがNGだと思われます。
できるだけ信頼があるHDMIケーブルにした方が良いと思われました。

液晶ディスプレイを別に用意するよりもお買い得でした。
送料込みでイスラエル個人輸入し99ドルで買えました。
キーボードは英語配列で英語の他にイスラエルの文字(ヘブライ語)が刻まれていました。

キャラクタベースで見る場合はSSHで十分ですがウィンドウを使いたい場合はこちらの方が便利です。重いですがx11が動きます。
液晶の解像度は1366x768でした。640x480とかにすれば文字を大きくできました。

2014年2月14日金曜日

Raspberry Pi にHWD14を繋いでみました。



機材は
Raspberry pi(35ドル) + アクリルケース666円
USB2.0 セルフパワーハブ(400円ジャンク品)
WNDA4100 (2.4G/5G 11n WiFi USB)
HWD14 WiMAX2+ルータ
TOSHIBA 8G SDHC class10(読込95Mbps最速)
です。
この組み合わせで Raspberry piからHWD14を使用できます。
おそらくWNDA4100をアクセスポイントにすることも可能です。
Raspberry piの100Baseの口が開いてるのでここからLANを構築できます。

HWD14をRaspberry piに繋ぐとCDROMモードになります。
このままですと当然通信機器としては使えません。
そこでusb-modeswitchをインストールしました。

usb-modeswitch.confは以下のようにしました。
DefaultVendor= 0x12d1
DefaultProduct=0x1f01
TargetVendor=  0x12d1
TargetProduct= 0x14db
MessageContent=“55534243123456780000000000000a11062000000000000100000000000000"

NETGEAR WNDA4100は5GHz帯が使えます。
Raspberry piでまともに使える5GHzWiFIアダプタのうちの一つだと思います。

USBハブは邪魔なのですがHWD14を充電しながらWiFIを使うために電力の補助用に必要でした。

Raspberry piにdebian 3.10.29+をいれました。

LinuxからもHWD14を問題なく使えました。
Raspberry piをアクセスポイントとかルータもどきとして使うこともできると思います。

2014年1月24日金曜日

HWD14 バックアップファイルの解析

HWD14 バックアップファイルの解析

192.168.100.1でルータの管理画面をブラウザ開いて
設定->システム設定-> バックアップ&リストア
バックアップボタンを押します。

そうするとnvram.bakというファイル名が付いたファイルができます。

この中身をメモ帳などでみると
BASE64もどきでコード化されているのがわかります。

BASE64で行単位にデコードし解析すると以下のような設定情報がみれます。
model_verify
start_file
HWD14
end_file
softversion_verify
start_file
11.031.09.30.824
end_file
dailup_file:
/app/webroot/data/userdata/dialup/config.xml
start_file:
...

このファイルの中にWiMAX2+のAPNも書かれてあります。

昔のHuaweiのモデムですとこのファイルを書き換えでtelnetができたのですが
今はそうではないようです。